七つの会議 2016.02.29 読 書 現代小説 還暦90日目。 集英社文庫 池井戸 潤 著 題名は七つの会議だが、短編8話であった。大手メーカーの子会社で起きる会社の存続に関わる一大事を会議を通して綿密に描かれていた。 最終ページに「虚偽の繁栄」「真実の清貧」この選択を途中から現われた隠れた主人公が選択したのは? どんな道にも、将来を開く扉はきっとあるはずだ。 さて、私だったらどっちを選ぶか。それとも人に任せてしまうのでは。池井戸先生作品の中でも、最高点をつけたい逸品だった。